2011年4月8日金曜日

トヨタがマイクロソフトと提携?

トヨタがマイクロソフトと提携するというニュースを聞いたとき,思い出したのがビル・ゲイツがコンピューターとゼネラル・モーターズの車を比較した発言に対するゼネラル・モーターズの皮肉という小話を思い出した。(かなり知られた小話なので知らない人は下記のリンクを見てください)
http://www.copipe.org/main.php?postid=1255

私のようなビンボーコンピュータマニア(マニアと呼べるほどのものではないが)としてはビル・ゲイツには「世界で一番金持ちの詐欺師」という称号を与えたいと思う。
学生の時にコンピューター実習でパンチカードによるフォートランプログラミングを行ったときは,パンチカードを打つにも,ジョブ実行を行なうにも行列で,電子計算機室の職員は5時とともにピシャッと閉めるしで「こんなもんやってられるかっ!」ということで情報関係への道を削除した。当時,アップルが通販で買えるようになり始め,NECのTK-80も売りだされた頃だった。コンピューターは,じきにパーソナル・コンピューターになるので,今不自由な思いしてコンピューターを勉強しなくて良いと思ったのだ。数年後FM-8を買い,職場でNEC-9801が入り,28年間で何台コンピューターを扱ったことだろう。DOS系のコンピューターOSとしてウィンドゥズ3.1が発売されたのはwikiによると1993年になっている。これは,インストールしてから使い物にならなくてDOSに戻した覚えがある。それから95,98,MEまでろくなもんじゃなかった。仕方ないから使っていたけど。コンピューターを使うのに最大の障害がOSのせいでなくなったのはXPからかと思う(2000はスキップしてしまった)。さっきのゼネラル・モーターズの小話ではないが,マイクロソフトは製品の不良で新品に交換するのに客が新品の料金そっくり負担しなければならないということを堂々と行ったのだ。おまけにインテルとグルになって新しいOSにする度にコンピューターも買い換えないと満足に動かないようにしたのだ。他の工業製品で,このような商売のしかたで成功した例があるだろうか?(軍需産業だと同じようなことがあるのかも知れないが)。マイクロソフトに誠意があるのなら,ウィンドゥズ2000をフリーソフトにしてほしいものだ。発展途上国などなら教育用に日本で廃棄するパソコン+ウィンドゥズ2000で十分使える。
話がそれてしまった。マイクロソフトと提携してトヨタの車はどう変わるのだろう。カーナビも付けない人間としては,トヨタとマイクロソフトが提携して作った車を買うことはないだろう。きっと高いだろうし。

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