2011年3月26日土曜日

地球温暖化CO2原因説の崩壊(1)

さて,今や国民の大多数は政府マスコミの刷り込みによって「CO2を削減しないと温暖化し,大変なことになる」と思っているのだろう。教育機関においても盛んに子供たちへ吹き込んでいる。このエセ科学とも言えるトンデモ理論がなぜここまで広まってしまったのだろう。不思議でしょうがない。まともな科学知識があるのなら,とても信じ込むことの出来ない理論である。
地球温暖化防止のためのCO2削減が広まったのは,1997年のCOP3(気候変動枠組条約締約国会議)からだと思う。京都議定書が定められた会議である。その頃は,ダイオキシン問題が騒がれ始めていた。初めてCO2が地球を温暖化しているということを耳にしたとき「なんで?」と思い,いろんな資料・報告を見たが,納得ができるものではなかった。スーパーコンピュータでシミュレーションしたとは言うけどそのシミュレーターで過去の気候変動も計算し,記録・歴史と合致したという話は未だに聞いたことがない。考古学では縄文時代は温暖な時期が続き現在より海面が4-5m高かったということであるが,地球温暖化を唱えるかたがたは過去のことは研究対象ではないらしい。最近はスノーボールアース(全地球凍結)という仮設も唱えられ,ウィキペディアでは無理くりCO2との関連を仮説で説明しているが,読んでみるとかなり無理があるように思う。
一般に大気の組成というと多い順から,窒素(約78%),酸素(約21%),アルゴン(約0.9%),二酸化炭素(0.04%)ということであるが(ウィキペディアから引用),実際には酸素とアルゴンの間に水蒸気が入ってくる。当然水蒸気は変動が大きい夏の高湿度は体感温度を上げ,不快感を増す。冬の乾燥は,鼻・喉を乾燥させインフルエンザや感冒にかかりやすくする。水蒸気は比重が軽く成層圏でも存在し,ジェット旅客機は翼の前縁に着氷防止措置をしている。大気中の水蒸気が翼の前縁などに当たったとき,氷となって付着・増加していくのを防ぐためである。それに較べCO2は比重が重く当然,成層圏などには拡散しづらいと考えるのが常識だと思う。重いCO2で温室効果が促進されるというのは,かなり納得しづらい。

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