2011年3月24日木曜日

東北太平洋沖地震,福島原発事故

震災から,今日で14日目になる。しかし,思いがけない,予想を超えたことが起きるということが改めて知らしめられたとしか言いようがない。今の時点で断言はできないが,福島の原発事故は自然災害への備え・予防措置を怠った人災であろう。平成5年の北海道南西沖地震で奥尻島では津波の高さ16.8mという記録が残っており,「想定を超えた津波が・・・」という関係者の発言は言い訳にもならないであろう。加えて福島第一原発の1~4号機に事故が集中していて,5~6号機,第二原発,東北電力女川原発では大事に至っていないのは重大な物的・人的ミスが重なったものと思われる。いま,東電,政府,原子力保安院に求められるのは事故に至った原因と経緯を隠さずすみやかに公開し,他の原発の対策に早急に役立てることである。特に浜岡原発では緊急に対策するか,対策ができるまで停止する必要があるのではないかと思う。

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